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とまとの成る木

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2012年 10月 08日

タルト・タタン

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路上駐車、縦列駐車をする場合、日本で普通免許を持っていなかったので、母や姉の運転の、助手席から見ていた私。イタリアの自動車教習所で教えられた駐車方法は、バックで入れる縦列のみ。バックの方が小回りが効いて、しっくり止めやすい。

姉が免許を取ってしばらくした頃、確か、彼女もバックで駐車していた。ただ、日本の場合、空いている駐車スペースの横に一時停車して、ウィンカーを出しても、後列車がノボーーっとしているので、バックする前に前進すると、すぐについて来てしまう。彼をバックさせることから始め、更にその後列車をもどけなければいけないので、結局渋滞を引き起こしてしまうことがしばしば。

イタリアの場合、駐車スペースの前で一時停車すると、後列車は黙って駐車完了までじっと待っていてくれる。駐車テクがバックのみであるため、ということに限らず、運転手は、他の車の運転手の顔をよく見て走る。身振り手振りで話ををするのが普通なので、後列者にメッセージを送りたい時も、バックミラーに向かって人差し指を上げると、「ん?」という顔でこっちの言いたいことに耳を傾けんとするかのごとくである。運転手同士、同じ仲間、みたいな意識があるのだろうか。

山登りに行くと見知らぬ人同士が挨拶を交わしてすれ違うのにちょっと似てるか。

材料
28-30cmのテフロンのフライパン、またはタタン鍋
林檎 紅玉、ゴールデン、ロイヤルガーラ等 小10ー11個
バター 30g
グラニュー糖 大さじ8杯

ブリセーパイの生地:
薄力粉 165g
バター 70g
水 50g
塩 5g
卵黄 1個

作り方
1. 柔らかくしたバターをフライパンに塗りつけ、砂糖を入れて、平にならし、皮と芯を取り除いて4つ切りにした林檎、半量を、内側を上にして敷き詰め、もう半量を皮側を上にして綺麗に敷き詰めて弱火にかける。
2. ブリセー生地を作る。小麦粉、バターを、指先でパサパサに馴染ませ、水、塩、卵黄を混ぜたものを振り入れて、フォークなどを使って、捏ねない様にまとめ、クッキングペーパー2枚に挟んで、麺棒で直径30cmに丸く伸ばし、冷蔵庫に入れておく。
3. 林檎の砂糖が煮詰まってキツネ色になったら火から下ろし、濡れ布巾などの上に置いて鍋の粗熱を取り、パイ生地をリンゴの上から被せてフォークで軽く穴を開けて、180度のオーブンで約40分、うっすら焼け色がつくまで焼く。
4. 焼けたらすぐにお皿にひっくり返して形を整える。

パイ生地をかぶせる前に、好みやその日の気分で、ラム酒大さじ2ー3杯や、レモンの皮のすりおろしなどを散らしても良い。

by Tomato-no-naru-ki | 2012-10-08 02:18 | 生活習慣


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