とまとの成る木

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2012年 10月 10日

鶏モモ肉のミルク煮

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イタリアの平均身長は、男174.5cm、女162cmだそうである。18ー40歳を対象に2005年に割り出された数値である。

日本人はチビだ、と言われているが、数値を見る限りでは4cm程しか差がない。
事務所の所員達と雑談中、よく話題にのぼるのが、この身長について、である。ごく最近のアルバイトの若い人達を除いて女性所員、全員、この平均値か、それを大きく下回る。チビのはずの日本人である171cmの私と、かなりエキサイトしてディスカッションしたくなるのも無理はない。しかもイタリア人は、背の高さを異常なほど気にする。日本人女性の象徴とでも言われるような、「慎ましく、一歩下がって、」なんていう概念が成り立たない国だから、背が低いと、許容体積が小さいので、それだけ存在感が小さい、と思うのか、出しゃばりのお喋りが多い。黒柳徹子とか、うつみ宮土理など、かなわない程。

主人の友人を紹介されたりする場合、大抵は、会う前に主人や彼の知り合いなどから私が日本人であるということを聞かされて、こじんまり大人しい大和撫子を想像されるようだ。実際、会った時、「オオー、」とでも言わんばかりに、私より背の高い人でも見上げる様に見る人が多く、そして初対面で、すぐにその話に入るケースも少なくない。場を和ませるつもりもあるようで、それはそれでいい。最近ではそれを逆手にとって、嫌味な女性などと同席した時など、160cmぐらいの相手に向かって、「この間、背の低い嫌な女がいてさー、て言っても162-3位なんだけどぉー、」的な事を上品にやんわり喋り出して、ちくちくイジメて内心ほくそ笑んだりするのは、歳のせいであろうか。

材料
鶏モモぶつ切り 600g
玉ねぎ 千切り 小1個
オリーブ油 大さじ2
白ワイン 50cc
牛乳
ローズマリー、セージの葉 生のものがあればベター 1枝 または乾燥もの 大さじ1
塩 小さじ半ー1
粒の黒胡椒 小さじ1

作り方
1. 幅の狭い深めの鍋に、玉ねぎをオリーブ油で炒め、しんなり透き通ったら肉を加えて表面が白くなるまで中火で炒める。
2. ワインを一気に加え、鍋を回しながら強火で水分を飛ばす。
3. 牛乳を、肉がかぶるほど加え、ローズマリー、塩、粒胡椒を加え、弱~中火で、煮汁が噴いて常に肉の上に盛り上がっている状態で、煮詰める。
4. 牛乳が分離して、その下に溜まった透明な汁がほぼ煮詰まってなくなったら出来上がり。
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by tomato-no-naru-ki | 2012-10-10 23:59 | そんなアホな。
2012年 10月 08日

タルト・タタン

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路上駐車、縦列駐車をする場合、日本で普通免許を持っていなかったので、母や姉の運転の、助手席から見ていた私。イタリアの自動車教習所で教えられた駐車方法は、バックで入れる縦列のみ。バックの方が小回りが効いて、しっくり止めやすい。

姉が免許を取ってしばらくした頃、確か、彼女もバックで駐車していた。ただ、日本の場合、空いている駐車スペースの横に一時停車して、ウィンカーを出しても、後列車がノボーーっとしているので、バックする前に前進すると、すぐについて来てしまう。彼をバックさせることから始め、更にその後列車をもどけなければいけないので、結局渋滞を引き起こしてしまうことがしばしば。

イタリアの場合、駐車スペースの前で一時停車すると、後列車は黙って駐車完了までじっと待っていてくれる。駐車テクがバックのみであるため、ということに限らず、運転手は、他の車の運転手の顔をよく見て走る。身振り手振りで話ををするのが普通なので、後列者にメッセージを送りたい時も、バックミラーに向かって人差し指を上げると、「ん?」という顔でこっちの言いたいことに耳を傾けんとするかのごとくである。運転手同士、同じ仲間、みたいな意識があるのだろうか。

山登りに行くと見知らぬ人同士が挨拶を交わしてすれ違うのにちょっと似てるか。

材料
28-30cmのテフロンのフライパン、またはタタン鍋
林檎 紅玉、ゴールデン、ロイヤルガーラ等 小10ー11個
バター 30g
グラニュー糖 大さじ8杯

ブリセーパイの生地:
薄力粉 165g
バター 70g
水 50g
塩 5g
卵黄 1個

作り方
1. 柔らかくしたバターをフライパンに塗りつけ、砂糖を入れて、平にならし、皮と芯を取り除いて4つ切りにした林檎、半量を、内側を上にして敷き詰め、もう半量を皮側を上にして綺麗に敷き詰めて弱火にかける。
2. ブリセー生地を作る。小麦粉、バターを、指先でパサパサに馴染ませ、水、塩、卵黄を混ぜたものを振り入れて、フォークなどを使って、捏ねない様にまとめ、クッキングペーパー2枚に挟んで、麺棒で直径30cmに丸く伸ばし、冷蔵庫に入れておく。
3. 林檎の砂糖が煮詰まってキツネ色になったら火から下ろし、濡れ布巾などの上に置いて鍋の粗熱を取り、パイ生地をリンゴの上から被せてフォークで軽く穴を開けて、180度のオーブンで約40分、うっすら焼け色がつくまで焼く。
4. 焼けたらすぐにお皿にひっくり返して形を整える。

パイ生地をかぶせる前に、好みやその日の気分で、ラム酒大さじ2ー3杯や、レモンの皮のすりおろしなどを散らしても良い。
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by Tomato-no-naru-ki | 2012-10-08 02:18 | 生活習慣
2012年 10月 06日

人参のソテー

a0284638_2313824.jpg「よ、調子はどう?」「悪い。」

挨拶の後、よく聞かれる会話の始まりである。その後、「なんだ、どうしたんだ。」「いやー、この週末、女房が熱で倒れましてねー、子供の世話から飯の用意やら、大変でしたよー。」「そーかー、うちも子供が小さい頃はねー...、」などと、話に花が咲く。

初めのうちは、なんだ、イタリア人って、大してしんどくもないようなことを、大げさに。朝っぱらから「悪い」なんて、こっちまで気分が重くなるわ、なんて思っていた。

ところが慣れてくると、おしゃべり好きのイタリア人は、そうやって話題を作るのか、と思うようになってきた。勿論悪い、気の重くなるような話題だけではない。楽しい話も多い。しかし、軽くおしゃべりして笑い飛ばせるようなしんどい話、というものは誰でも持っているものであり、会話が会話を呼び、数珠つなぎ式にいろいろと出てくるもので、たわいもない会話を交わす、という面では悪くない。

例えば、そう大したネタもない場合、「よ、調子はどうだ。」と言われて、「は、元気です。」と言ってしまうと、それっきり話が途切れてしまう。だからそうやって苦労話に矛先を変えることで、話題作りをするのだろうか。

材料
人参 皮をむいてぶつ切り 5ー6本
オリーブ油 大さじ2
塩 ひとつまみ
イタリアンパセリ 粗いみじん切り ひとつまみ

作り方
1. 人参をフライパンに平に並べて塩、オリーブ油を加え、人参が半分かぶるぐらいの水を入れて蓋をして中火にかけ、煮立ってきたら火を弱めて約30分煮詰め、その後、蓋を取ってパセリを加えて、振り混ぜながら強火で水分を完全に飛ばす。
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by Tomato-no-naru-ki | 2012-10-06 23:36 | 生活習慣
2012年 10月 05日

トマトの即席パスタ

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サマータイムというのは、私は宗教や、古くからの民族の習慣だかなんだかだと思っていたが、実は’70年代に生まれた、省エネ対策だそうである。

3月の最終週末から、9月最終週末まで、(数年前から10月末に引き伸ばし)時計の針を1時間進めて、1時間早起きして、夕方、照明を点けるのを1時間遅くしよう、というものである。 イタリアも洩れずにその政策に従ったが、実際、生活する上で、「省エネ」という言葉に敏感な人は日本人に比べてかなり少ないような気がする。

家の中で、誰もいないところでも煌々と明かりが付けっ放し、特にローマでは、古代ローマ人が建設した水道橋のお陰で水不足に見舞われた経験が無い(らしい)ためか、「水が勿体無い」という概念があまり無く、シャワーも歯磨きも炊事にも、惜しみなくじゃぶじゃぶ。

商業施設などは特にひどい。夏も冬も、弱冷暖房、夏は28度、冬は18度、なんて聞いたこともない。空調をガンガンに効かせ、中に電気が点いていてお客さんがいて、明らかに開店、と分かる場合でも、入り口のドアは全開である。そのくせ、店が、2階や地下などに広がっている時は、ほとんどの店がその他階の照明を消してあり、客がそっちへ行く度に、いちいち点けては、その後消す。レストランやバールなどのトイレでも同様である。最近は自動的に照明が点く様になった所も多いが、まだまだ手動でスイッチを入れなければいけない店が多い。そして用を足した後消し忘れると、店の人に睨まれる。勿論、お客様は神様、なんぞ、通用しない。

そんな無駄遣いが多い国であるが、この国は原発ゼロである。最近は多国籍の企業が風力、ソーラー発電所をイタリア領土のあちこちに建て、イタリアの電力会社がその電力を買い受けているらしい。

材料
スパゲティ 400g
プチトマト 2つ割 500g
バジルの葉 6ー7枚
ニンニク 一片
オリーブ油 大さじ5

作り方
1. スパゲティを茹でる鍋を火にかける。
2. 広くて深いフライパンにオリーブ油を入れ、ニンニクを丸のまま入れて弱火でじくじく炒めてニンニクを取り出してトマトを加え、中火で炒め、煮崩れしてきたら火を弱めてどろっとするまで木べらで潰しながら煮詰める。
3. 茹で上がってザルに空けたスパゲティを大きめのサラダボールに移し、トマトを加え、ちぎったバジルを加えて、大きなスプーンなどを2本使って下から混ぜる。好みでパルメザンチーズを散らす。



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by Tomato-no-naru-ki | 2012-10-05 22:21 | 生活習慣
2012年 10月 03日

スパゲティ・オリオ・パルミジャーノ

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甘いものはとことん甘く、でなければスイーツとは呼べない。結婚当時から主人に口うるさく言われてきた。そういう私は、最近は慣れてきたが、初めのうちは、ケーキ屋などで買ってきたスイーツ、どれも頭痛が起きる程甘く、その後、苦い砂糖抜きのエスプレッソ無しでは、歯茎の奥まで砂糖が染み込んでヒリヒリする様で、お手上げだった。

日本では、砂糖の効いた和菓子に抹茶、洋菓子に苦いコーヒー等でコントラストを楽しむのが普通であるが、イタリアの場合、食後のスイーツに添えて出される食後酒や、スプマンテは、それに負けずに甘いもの。食後のエスプレッソにも、たっぷり砂糖を入れないと飲めないらしい。それで口の中を甘ーく保って余韻を楽しむのであろうか。

久しぶりに頂き物のイチジクの手作りジャムを使ってタルトを作ったら、主人から、「甘すぎる」と文句が出た。しょうがないので事務所の所員様にと、翌日持って行ったら予想外の大ウケで、私が、「甘すぎないか。」と聞いても誰も縦に首を振る事はなく、あっという間に消えて無くなった。

主人は私に鍛えられたのだろうか。

材料
スパゲティ 400g
パルメザンチーズすりおろし 大さじ山盛り4-5
オリーブ油 大さじ3

作り方
1. しっかり塩を効かせた湯でパスタを茹でる。
2. 大きめのサラダボールにオリーブ油を入れ、ザルに空けたパスタを入れ、茹で上がり1分前にマグ一杯採っておいた茹で汁を少しづつ加えながら和え、粗熱が取れたらチーズを加えて滑らかに和える。 好みで黒胡椒を振る。
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by Tomato-no-naru-ki | 2012-10-03 22:05 | 食習慣の違い
2012年 10月 02日

ほうれん草のソテー

a0284638_2241877.jpg日本家庭でほぼ普通に普及しているウォシュレット。公共施設でも頻繁に使われているらしいが、この春、久しぶりに再会した東京の友人の話では、彼女を始め、周りでは、女性を中心に、有っても使っていない、ということである。私の母曰く、洗浄中の水の跳ねつけによる各種菌感染が問題になっている、と言う。

イタリアでは、レストランやドライブインなど、公共施設内のトイレには、便座なるワッパ自体が付いていない。もともと公共施設では乱暴に扱う人も多く、すぐ壊れるので、壊れた後、新しいものを取り付けないか、始めから付けない、という説もあるが、清潔面においては貢献していると、私は勝手に思う。付いている物が少ないと、掃除の小母さんの仕事も素早くて済むし、綺麗に掃除できる。しかも利用者は、女性でも尻を浮かせて用を足すため、触ることもない。もっとも小さい女の子連れの人にとっては困り物だが。

材料
ほうれん草 500g
牛乳 大さじ3
パルメザンチーズすりおろし 大さじ山盛り3
オリーブ油 大さじ3

作り方
1. しっかり塩を効かせた、たっぷりの湯でほうれん草を、沸騰してから10分間茹で、ザルで越して冷水にさらし、手でしっかり絞って水分を切り、2-3cmの長さに切る。
2. テフロンのフライパンにオリーブ油を入れ、ほうれん草を入れて中火にかけ、煮立ってきたら牛乳を加えて素早く全体をかき混ぜ、チーズを振り入れて一混ぜして皿に盛る。
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by Tomato-no-naru-ki | 2012-10-02 07:50 | 生活習慣